イメージ画像 山王教育研究所

  
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ワークショップ受講につきましては定員の関係によりすぐに〆切になってしまうものが多くなりました。お早めにお申し込みください。
セミナー・ワークショップ等のご案内をパンフレットという形でもお届けしておりましたが、来年度よりホームページを中心とした案内に変更させていただくことになりました。研究所パンフレットは今年度で最後の発行になります。これにともない山王会員システムも昨年度をもちまして終了させていただきます。したがって新しくワークショップを受講される方も山王会員3000円をお支払いいただく必要はなくなりました。
尚、すでに山王会員となられている方々につきましては、来年度のセミナーにて山王会員のみの割引特典等を予定しております。ご期待ください。有効期限までの山王会員特典につてきましてはパンフレットをご覧ください。
受講料には消費税が含まれています。
臨床心理士資格継続のための研修機会として承認されたセミナー・ワークショップ一覧をこちらに掲載しました。

山王教育研究所代表就任の御挨拶
 弘中正美
 
山王教育研究所代表であった河合隼雄先生が2007年7月19日にお亡くなりになったことにより、研究所代表の席は空けたままになっておりました。そこで、10月30日に開かれた研究所の運営委員会において、新しい代表を選出する話し合いが持たれ、私が研究所代表の大役をお引き受けすることになりました。
 初代代表は、研究所の創設者であった小川捷之先生、そして小川先生がお亡くなりになった後を引き継いでくださったのが第二代代表の河合隼雄先生でありました。小川先生、河合先生の後を継ぐことは、余りにも重責ですが、私といたしましては、お二人の先生と同じ役割を果たそうと頑張るのではなく、むしろすでに出来上がっている研究所の活動システムを研究所スタッフとともに背負い、ときに潤滑剤や方向舵となれればよいと考えております。山王教育研究所がこれからも心理臨床の実践と研修の場としてじゅうぶんに機能していくことを何よりも大切な目標とし、そのために私にできることを微力ながら果たして行きたいと思います。

2007年度研究所研修部門の活動

山王教育研究所を開設した小川捷之初代代表が強調されていた「臨床中心」の精神は、昨年7月に亡くなられた河合隼雄第二代代表の「臨床家としての実力をつけることが何よりも大切です」という言葉によって継承されてきました。研究所の研修部門のあり方としても、実践に裏打ちされた問題意識や好奇心に応えることのできる研鑽の場を提供することが必須の目的となっております。
 研究所の研修活動の基本計画は次のようになっております。研究所における心理臨床家を養成するための研修は、すでに臨床心理士を取った人たちを対象とする内容を中心としてきました。臨床心理士養成の大学院が多く設立された今日、まさに大学院を出て臨床心理士の資格を取り心理臨床現場に立ったばかりの人たちが、大学院教育を超えたより実践的な研修の機会を切実に必要としているからです。このための研修コース(心理臨床家研修コース、3年間コース)は、2008年度は第2年次にあたり、したがって、原則として募集はいたしません。また、従来からの「心理臨床家養成コース・アドバンス」は2年次(最終年度)にあたり、これも原則として募集の対象とはなりません。
 2008年度の研修としては、心理療法に携わっていらっしゃる方だけではなく、より広く心理学の世界に興味をもたれている方々も対象とした2つのサイコセミナーを準備しております。河合隼雄先生追悼シンポジウムと遊戯療法に関するシンポジウムです。河合隼雄先生は山王教育研究所の前代表でいらしたので、研究所としてはこの追悼シンポジウムを行うことで、先生に対するお別れを行うつもりでおります。また、遊戯療法に関するシンポジウムは、遊戯療法の中で治癒的な力が働くのはなぜなのかをめぐる中核的問題をじっくりと検討していく重要にして斬新な議論の展開が予想されます。
 専門家を対象としたセミナーとしましては、恒例の箱庭療法の制作実習をはじめとして、臨床現場に直接繋がり、臨床心理士としての資質の向上を目的としたさまざまなワークショップが準備されております。また、研究所のスタッフが自主的な企画として立ち上げる
「スタッフ企画ワークショップ」が新しく登場します。このワークショップは、必ずしも年度計画に縛られずに、いわばゲリラ的に時機を得て企画されます。それだけオリジナリティも新鮮味もあるワークショップとなることが期待できますので、研究所のホームページに注意して企画が立ち上がったときには積極的に応募してください。
 山王教育研究所は、河合隼雄先生を失ったことを乗り越えて、心理臨床の実践と研修にさらなる深化・発展と冒険の歴史を刻んでいく所存です。